以前、このブログで、淀川の水運についてお話しましたが、今回は、伏見のお水についてご紹介したいと思います。
伏見に住む人が恵まれているのは、お水がとても良質だということなんです。
それは昔も今も変わってないようです。
伏見のお酒が美味しいのは、作り手の技術だけでなく、豊富な湧き水のお陰でもあるそうです。
地下から湧き出る「伏水(ふしみず)」と呼ばれる良質な軟水からあの伏見の地酒が作られます。
軟水で仕込む酒は、ミネラルが少ないため口当たりが柔らかく、まろやかな味わいになると言われています。
これは、日本酒の風味を引き立て、上品で繊細な味わいを生み出します。また京料理にもとても合いますよね。
京料理で使われる昆布や鰹節の出汁と、伏見酒の甘みが調和し、絶妙なバランスを生み出すようです。伏見の人は、本当に幸せですよね。
伏見稲荷大社の参拝が済んだら、是非、伏見の酒蔵にも立ち寄ってみて下さい。