なんと、おみくじ32種類!

皆さん、こんにちは。

毎年、初詣に行くと必ずおみくじを引くという方も多いのではないでしょうか。

ところで伏見稲荷大社のおみくじがとてもユニークだということを知っていましたか?

一般的なおみくじは、「大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶」などの種類の運勢の吉凶の順番が書かれてありますが、伏見稲荷大社のおみくじでは、その運勢の吉凶の順番がなんと32種類あるそうです。すべて書ききれないので、特徴的なものをいくつかあげると、「大大吉」・「凶後大吉」・「凶後吉」・「向大吉」・「小凶後吉」・「吉凶未分末大吉」・「吉凶不分末吉」・「吉凶相交末吉」などがあります。「大大吉」なんて一度、引き当ててみたいものですね。


そして、この運勢の吉凶の順番だけでなく、神様からのメッセージの基となる和歌や和歌から読み取れる総合的な運勢解説そして恋愛、仕事、健康、学業、家庭運など、個々のテーマごとに深く掘り下げたアドバイスも盛り込まれています。更に更に、稲荷神社ならではの農業や商売繁盛に関する内容も充実しています。この完成度の高さには、本当に驚かされます。


それゆえ伏見稲荷大社のおみくじは、その内容の豊富さと精巧さで他の神社とは一線を画しているんです。


私は、ここ伏見稲荷大社の神職の方々や氏子の方々が人々の生活に密接に寄り添ってきた歴史の反映であり、結果として、伏見稲荷大社のおみくじはただの運勢占いではなく、日々の生活や人生の指針を示し、人々の幸福を祈念する重要な要素になったのではないかと思います。


どうですか?皆さん、お稲荷さんへの初詣の際は、おみくじを引きたくなったのではないでしょうか?