皆さんこんにちは。
初詣などで神社を参拝される際、本殿の前で拝礼をされると思いますが、どのような拝礼をされますか?
伏見稲荷大社の公式ホームページに、拝礼方法が掲載されていましたので紹介させて頂きますね。
①本殿の前まで来たら、鈴を鳴らしてその清浄な音で清めます。
②賽銭は投げずに近くから静かに入れます。
③約九〇度腰を折って二度深く頭を下げます。
④二度拍手(かしわで)を打ちます。
⑤静かに心中で祈願をします。
⑥もう一度頭を下げます。
二度頭を下げて、二度柏手を打ち、一度頭を下げるので、この拝礼の作法を「二拝二拍手一拝」と言います。これが神社でのスタンダードな礼拝の作法のようです。次回、神社を参拝される際のご参考になれば幸いです。
尚、今回は、詳しくご紹介しませんが、拝礼の前には、手水舎で手を清めることも忘れないようにして下さいね。この手水の作法も公式ホームページに写真付きで紹介されていますので、興味のある方はご覧になって下さい。
ちなみに島根県にある有名な出雲大社は、「二拝四拍手一拝」で、柏手を四回打つそうです。
どうしてこのような違いが生まれたのでしょうか?
興味が湧きますね。この出雲大社の拝礼方法については、直木賞作家で多くの歴史小説の名作を残している井沢元彦氏が、「卑弥呼伝説」という作品の中で独自の推察をしています。歴史小説がお好きな方は、是非、読んでみて下さい。とても面白いのでおすすめです。