先の戦で焼けまして

皆さん、こんな京都あるあるの笑い話を聞いた事がありませんか?

生まれも育ちも京都の人と遠くから来られた観光客のやり取りです。

京都人「このあたりも、先の戦でえらい焼けましてな~。」
観光客「え~。京都にも空襲があったんですか?知りませんでした!」
京都人「何言うてはりますのん。応仁の乱ですがな~。」


この笑い話は、京都が長い歴史を持つ伝統の街であることをユニーク(自慢げ)に表現していますね。なかなか上手に表現されていると思います。

応仁の乱はご存じの通り、1467年にはじまり、10年間にわたり続き、京都の街は大部分が焼失してしまったそうです。

もちろん神社仏閣も同様に被害を受け、伏見稲荷大社の本殿もすべて焼失してしまいました。

しかし、戦乱後に少しずつ再建が進み、特に16世紀以降には京都の町も復興し始め、再び日本の重要な文化・経済の中心地としての地位を取り戻していきました。

荒廃からの復興を果たした当時の京都の人々のご苦労やご努力は、大変なものがあったでしょうね。


せやから皆さん、京都の人がちょっと『いけず』なこと言わはっても堪忍してあげて下さいね(笑)!