皆さんこんちは。
いかがお過ごしでしょう。
よくテレビなどのメディアで日本3大〇〇として取り上げられる食べ物や名所がありますよね。
例えば、うどんで言えば、「讃岐うどん」(香川県)・「稲庭うどん」(秋田県)のこの二つは有力とされていて、あと一つは、「五島うどん」(長崎県)・「水沢うどん」(群馬県)・「氷見うどん」(富山県)・「吉田うどん」(山梨県)などと諸説あるそうです。3大〇〇とはっきりと主張しているのだから、諸説あるというのも何か釈然としない気がしますが、、、、。
しかし、どのうどんも魅力的なうどんばかりですね。
実は、稲荷にも日本3大稲荷というものがありまして、こちらも諸説あるそうです。
ネットなどで調べてみますと我らが伏見稲荷大社(京都府)の他に、笠間稲荷神社(茨城県)・豊川稲荷(愛知県)・祐徳稲荷神社(佐賀県)がどうも有力とされているそうですが、その他にも、最上稲荷(岡山県)の公式ホームページにも、「三大稲荷」の記載があるようです。
あと五大稲荷という括りもあるそうで、この五大稲荷にいたっては、上記した稲荷以外にここに書ききれないぐらい候補がたくさんあるようです。
三大稲荷に話を戻しますが、三大稲荷の候補である豊川稲荷と最上稲荷は、実は、神社ではなくお寺だそうです。意外ですよね。
最上稲荷をWikipediaで調べてみますと、【岡山県内で唯一、明治初年の廃仏毀釈の被害を逃れた所といわれ、日蓮宗系「神仏習合」の祭祀形態を現在も残す。ここは、特別に神仏習合の祭祀形態が許された、仏教の流れを汲む貴重な稲荷として知られ、寺でありながら鳥居をそなえ、しめ縄の架けられた、神宮形式をあわせ持つ本殿(霊光殿)があるなど、神仏習合時代の形態を数多く残している。】との記載がありました。
廃仏毀釈の被害を免れるために当時の方々が存続のために奔走された姿が想像されます。ともかくこの歴史的な建造物が現在まで残され、毎年、多くの方が参拝に来られる場として現存しているということは何より喜ばしいことですね。
話が横道にそれましたが、この3大稲荷をネット検索すると、伏見稲荷大社は、どの記事をみても稲荷神社の筆頭格のように書かれていますので、三大稲荷から外れることはなさそうです。
知り合いがオリンピックでメダルを獲ったというような話でもないのに、地元の人間として、なぜか今回も誇らしい思いでいっぱいです。さすが、伏見のお稲荷さん。