稲荷山の行場の瀧

みなさんこんにちは。

以前、このブログにて、稲荷山全体が伏見稲荷大社のご神体であることをご紹介しました。その稲荷山ですが、いくつかの行場(修行の瀧)があるのをご存じですか?


伏見区のホームページには以下の記載がありました。

稲荷山には、以下9つの行場の瀧があります。


八島瀧・命婦瀧・弘法ヶ瀧・青木ヶ瀧・七面瀧・なる瀧・白菊ノ瀧・御劔ノ瀧・末廣ノ瀧 がその行場です。
現在でも、いくつかの行場は参拝者が見学可能な状態で残っています。
(がけ崩れなどの危険性があり、立ち入らない方が良い行場もあるのでご注意下さい。)

今回は、これら行場の中の一つ、弘法ヶ瀧についてご紹介させて頂きます。

 弘法ヶ瀧は、大同2年(807年)、弘法大師がこの地でご神功のありがたい感応を受けられ、真言を唱えると霊水がこんこんと湧き出しました。以来、霊泉池となり、現在は、杖の池として湧水しています。


 明治中頃、先々代の茶店の当主が三日三晩不思議な夢を見、この地に来てきれいな湧き水を見つけ、大師の霊水に違いないと夫婦で荒れ地を開き、霊水を引いて弘法ヶ瀧とされました。


小さな庵を建て、以来代々瀧の守りをされています。(以上、伏見区のホームページより)

ご夫婦二人でで荒れ地を開かれたなんて本当に信仰心の厚い方ですね。頭が下がります。

私は、生まれてこの方、滝行をしたことがありませんし、これからも行うつもりもないのですが、ここで滝行をされた方はご利益がありそうですね。

この弘法ヶ瀧も見学が可能ですので、興味のある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

尚、この弘法ヶ瀧でも御朱印を授与することが出来るそうです。

御朱印の授与状況や時間帯は変わる可能性がありますので、最新の情報を得るために、伏見稲荷大社の社務所や現地の案内所で直接ご確認いただくことをおすすめします。