皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。京都にお住まいの方はよくご存じかと思いますが、昔、伏見には伏見城という桃山文化を象徴する豪華なお城が存在していたんです。
江戸時代初期に廃城となり、建材は他の建築物に転用されたため現在は存在していませんが・・・。
ところでこの伏見城を建てた人物は誰かご存じですか?
実は、天下統一を果たした、関白豊臣秀吉なんです。
関白秀吉は、晩年、この伏見城を居城としました。
伏見城は、外交や軍事の相談がなされ、政治を行う拠点となっていたんですね。
城には金箔や豪華な装飾が施されていたそうで、朝廷の有力者や諸大名をもてなす場としても使用されたそうです。
当時の宴の風景を見てみたいものですね。
やっぱり京料理と伏見のお酒が振舞われたのでしょうね。
また、秀吉がその生涯を閉じたのもこの伏見城でした。あらためて、伏見ってすごいところですね。
そんな天下統一を果たした関白秀吉ですが、母の病気平癒を祈願するために伏見稲荷大社へ鳥居の奉納を行ったことが伝えられています。
百姓出身で足軽から身を起こし天下人となった秀吉もすごい人ですが、その天下人からも敬われるお稲荷さんもやっぱりすごい神様ですね。