神棚にまつわる豆知識
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幕 / のぼり / 賽銭箱 豆知識
のぼりの起源は武将様?
皆さんこんにちは。
日本の戦国時代を描いたアメリカのドラマ「SHOGUN 将軍」がエミー賞を受賞しましたね。
私はまだ予告編しか見ていないのですが、すごい評価が高い作品のようなので、近いうちにディズニープラスの会員になってこの「SHOGUN 将軍」を見ようと思います。
戦国時代を描いた作品の戦闘シーンでは、必ずと言っていいほど、のぼりが出てきますよね。
のぼりの歴史は古く、平安時代にはすでに戦場で使用されていたそうです。
戦国時代には、武将たちが自軍の目印として「旗指物(はたさしもの)」を掲げていましたが、その目的は、単に存在を示す目印だけでなく、敵に恐怖心を与えたり、戦意高揚や自軍(武将)への忠誠心を高めるという目的もあったのだろうと想像します。
これがのちに寺社に転用されるようになり、神仏の加護を願うための象徴となったと考えられています。
特に、江戸時代以降は、庶民の信仰が深まり、寺社の祭礼や縁日でのぼりを立てる習慣が広がったようです。
地域のお祭りでは、氏子や信者たちが競うようにのぼりを奉納し、神仏への崇敬を示していましたが、そのお志は現在も変わることなく続いています。
以前、このブログにも書きましたが、お稲荷さんは、お祭りなどの賑やかな行事や賑やかに飾られることを大変好まれるそうです。
ご自宅や会社に神棚を祀られておられる方は、願い事が叶った時などに、その御礼として神棚にのぼりを飾ってみてはいかがでしょうか。
私ども福乃屋でも、いくつかのサイズののぼりをご用意しております。神棚のサイズに応じてお選び頂けます。