灯篭にまつわる豆知識
Column
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神璽舎(みたまや・神壇) 豆知識
ご先祖様に手を合わす習慣
皆さんお元気ですか。
少しづつ春めいてきましたね。
皆さんのご自宅には、神璽舎(みたまや)はありますか?
神璽舎ですが、ご先祖様や神霊を祀るための建物や祭壇を指します。
日本では、古くから祖先の霊を家や地域の守り神として祀る風習がありました。これを祖霊信仰と言い、「亡くなった人の魂は家族や子孫を守ってくれる」と考えられています。
弥生時代~古代においては、農耕社会の中で、祖先が大地や作物の実りを見守る存在として崇拝されていました。
飛鳥時代~奈良時代には、天皇や貴族の祖先を祀る施設が現れ、これが後の神璽舎の原型となったと考えられます。
平安時代~鎌倉時代、貴族や武士は先祖の霊を神格化し、家の繁栄を祈る儀式を行うようになりました。
江戸時代に入ると、一般庶民の間でも祖先の位牌を祀る習慣が広まり、「霊屋(たまや)」と呼ばれる小型の仏壇が用いられるようになりました。
明治時代以降、国家神道の影響で祖霊信仰がさらに強まり、家単位で祖先を祀る風習が続きました。
現在でも、多くの家庭で仏壇や神棚に祖先の霊を祀る形で受け継がれています。
それぞれの時代において変遷はあるにせよ、日本人がご先祖様に手を合わせるという光景が無くなることは未来永劫ないでしょうね。