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注連縄 豆知識
しめ縄の飾り方~縁起が良いのは「右上がり」~
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
前回、しめ縄の起源について記事を書かせて頂きました。
今回は、しめ縄の飾り方についてご紹介をさせて頂きます。
あくまでも一般的な作法ですので絶対これでないといけないという訳ではありませんのでご承知おき下さい。
まず飾る場所ですが、しめ縄は、神聖な場所を区切るために飾られるので、主に玄関、神棚、家の門や入口に飾られます。
そして飾り付けのタイミングですが、12月28日までに飾られるのが一般的です。
29日は「苦しみ(苦日)」に通じるため避け、31日は「一夜飾り」として縁起が悪いとされています。
飾り方は、金具を神棚上部または天井に付け、直接しめ縄を刺す、または凧糸や針金で吊るすなどで取り付けます。
しめ縄を水平に張り、中心がやや高くなるように設置します。
縄はしっかりと固定し、垂れ下がらないようにします。
中央にはしめ飾りや白い紙(紙垂ーしでー)をつけ、神聖さを強調すします。
注意点ですが、神棚のしめ縄は、神棚に向かって右側が太く、左側が細くなるように飾ります。
これを「右上がり」と呼び、縁起が良いとされています。
しめ縄に付けられている紙垂の向きにも注意が必要です。紙垂が下向きに垂れるように取り付けますが、均等に配置するよう心がけましょう。
飾り終えたしめ縄は年末に神社やお寺に持って行き、お焚き上げで浄化してもらうのが一般的です。
いかがでしたか?ご自身で飾り付けは、出来そうですか?
私ども福乃家でも、しめ縄を販売しております。
2尺サイズ・3尺サイズの2種類ご用意がございますので、神棚などのサイズに合わせてお選び下さい。
ご不明な点があれば、私どもスタッフにお気軽にご質問下さい。