鳴動釜にまつわる豆知識
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神棚 豆知識
神棚の種類はいくつある?
皆さん、こんにちは。
私ども福乃家では、いくつかの種類の神棚をご用意していますが、神棚にも地域性があるのをご存じですか?
本日は、そんな神棚について解説していきますね。
①一社造り(いっしゃづくり)
【特徴】 最も基本的な神棚で、一つの社が中央に配置されています。
【地域】 全国的に広く使われていますが、特に関東地方や東北地方でよく見られます。シンプルで多くの家庭に適しているため、汎用的なスタイルです。
②三社造り(さんしゃづくり)
【特徴】 中央に一つ大きな社、左右に二つの小さな社を配した構造。複数の神を祀ることができ、豪華な造りが特徴です。
【地域】 関西地方で特によく見られ、豪華な作りが地域の神社や文化に影響を受けています。富裕層の家庭や伝統を重んじる家庭で使われることが多いです。
③地元の特色を取り入れた神棚(箱宮など)
【特徴】 地域特有の木材や工芸技術を用いた神棚も存在します。地元の職人が作る神棚は、その地域の歴史や文化を反映しており、個性的なデザインが施されることもあります。
【地域】 東北地方では木工技術が生かされた手彫りのものが多く、九州地方では竹を使った神棚が見られることがあります。
これ以外にも多くの種類の神棚があり、大きさも大小さまざま違いますので多種多様です。また神棚に何を飾るか、何をお供えするかでその組み合わせは幾通りにも及びます。
このバラエティーの豊富さは、「八百万の神」を崇める神道らしいですね。